今注目の人事制度「1on1」とは!?
最近注目されている人事制度があります。それは1on1です。
この制度を簡単に説明しますと、上司と部下が1対1となって定期的にミーティングすることです。
部下がミーティングのなかで仕事に対する悩み、成功したこと、失敗したことなどを話して、上司がその話を聞いて教訓にしたり、是正したりとお互いに成長していくシステムです。
何となく毎日を過ごしていくことが多いですけど、定期的にミーティングをして過去を振り返りますので学習をし直すキッカケやサイクルが生まれて、それが成長や全体の活性化に繋がります。
1on1のメリットは主に3つありまして、一番重要になるのが一人一人が過去の反省や経験を活かすことができるので成長できることです。
他者に色々と話すことによって自分自身の弱みや強みを知れたり、どうすれば良いか気付いたりします。
コミュニケーションの部分でも大きなメリットがあり、定期的に会話をすることによって関係性がより良くなり、信頼関係を深く構築していけます。
意志疎通が出来ている状態は会社にとっても利益になりますし、コミュニケーションが不足しているとトラブルの元であり、それらが円滑に進むようになると全体的な流れもスムーズとなり、離職率も低下していくでしょう。
上司にとってもプラスになることが多くありまして、部下に対する理解度を深めることができ、さまざまな情報を集められるので、これからの方針を決めやすくなり、対応力が上がります。
この1on1を上手く行なうためには上司と部下の信頼関係が必要不可欠です。
最低限の信頼関係がなければ悩みなどを話すことができませんし、目的意識をしっかりと持っていないと目指すべきものがなく積極性がなくなります。
雑談にならないように議題を設定したり、お互いに意見を聞いたりと意識の問題も必要でしょう。
コミュニケーションがとても大切であり、それらが仕事に影響してきますので信頼関係を重視する流れは大事なので定着していく人事制度かもしれません。