家族や兄弟等の血縁ではない。友達や同僚とも少し違う。趣味なども多種多様。

でも、、、話せば元気になる。何げない会話の中に励ましの心を感じる。
「他人だけど他人じゃない。仲間って不思議ですね」といった人がいる。

科学者は研究一辺倒と見られがちだが、物理学者・湯川秀樹博士は、「人生において人間関係こそ重要」と、常に多くの人と接し続けたという。
「知人が出会って互いに一礼し、ちょっと話合うというようなことは、人生における極めてささいな出来事のようであるが、そういう種類の事柄が全体として人生の非常に重要な部分をしめている」（『湯川秀樹著作集７』岩波書店）

人の心は縁によって目まぐるしく変化する。何げない触れ合いでも、想像以上の影響を受けている。
だからこそ、愚痴や文句ではなく、日頃から明るく前向きな「縁」に接したい。

人に良き「縁」を拡げられる、影響を与えることのできる人の周りには、必然と良き「縁」を拡げてくれる人が集まってくる。世の通りだろうが、類は類を呼ぶ。
自身が人に良き影響を与えられる存在になること。そう意識し、人に自ら関わりを持とうと行動を起こすことが、第一歩になるのだろう。

弊社は、まだまだ小さい規模の会社ではあるが、まずは私から良き「縁」を拡げていける存在にと努力していきたい。