ゴールデンウィークも残り半分 今日から明日へと
新年度がスタートして、はやいことで1ヵ月が経った。
社会に躍り出た若者(新卒)たちが、意欲的に仕事に挑戦する姿がすがすがしい一方で、、、社会の厳しい現実に直面し、戸惑いを感じている人もここにきてでてきている頃だろう。
福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督が、ある対談のなかで若き日の体験をこう語っている。
「プロの世界に入った当初、先輩たちとの実力の差にがく然とした。だが、『やらされる練習からやる練習へ』気持ちを切り替え、“プロの野球”を体に染み込ませるように、猛練習を重ねていったものです。」と
地道に実力を付け、開花させ、通算224勝、11度も日本一を経験するなど、大きくの記録と記憶に残る名シーンを残してきた工藤氏。
「誰にでも無限の可能性がある」「努力することで一芸に秀でる、天才になり得る」と
「うさぎとかめ」の寓話を通して教えてもらった話がある。
「『かめ』が勝ったのは、別に相手が『うさぎ』だったからじゃない」
すなわち、「うさぎ」は「かめ」を見て走ったが、「かめ」はゴールのみを見つめて歩み抜いた。
だから、勝ったんだよと。
人や環境がどうあれ、一喜一憂しないこと。
昨日より今日、今日より明日へと、一歩一歩、粘り強く、自分を磨き続けた人に、道は開けていく。
新社会人にとって、ゴールデンウィークはこの1ヵ月を振り返る良い意味でも悪い意味でも、ひとつの節目になることだろう。
ただ、目先のことに一喜一憂するのではなく、これからの長い社会人生活での大きく開かられた道(チャンス)に向け、ゴールデンウィークも残り半分、良き充電をしこれからの活力にしてほしいと願うばかり、、、。