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コラム

「働き方改革」取り組むべきモノとは?

「働き方改革」取り組むべきモノは労働環境の整備と収益力の向上に努めることでしょう。


賃金アップも必要なことは間違いありませんが、それはあくまで収益が増えたらという前提がある事は間違いありません。
政府は働き方改革ということを言いますが、実際に具体的な事は出てきていません。とすれば企業がとるべき対策は一つで収益性を上げて、効率よく仕事をするようにするという事以外にないと言っても良いでしょう。
間違っても月末の金曜日は早く帰るというような意味不明の事ではないという事です。


企業は働くことによって利益を出しているわけですから、労働時間が少なくなれば間違いなく収益は下がる事になります。
収益力がある企業や技術的に世界に優位性を持っているような企業であれば、こうしたゆとり的な働き方が出来るかもしれませんが、世界的な自由競争のなかでそのような優位性を持っている企業は日本のどこにも無いといってもいいでしょう。
となれば、企業がとるべき対策はいかに効率よく働くことが出来るようにするかという事になってきます。


具体的にネットを活用したり、ビッグデータといわれるようなデータ解析をして、効率よく収益を上げるシステムを作っていくという事が求められるようになる事は間違いありません。
そして、最近ではAI技術の導入も確実に必要になるでしょう。


こうしたさまざまな取り組みをしていく事で業務を効率化していくことが働き方改革になっていくということです。
間違っても早く帰るようにするとか、正社員を増やすとかいう、実務と関係ない事をしても全く意味はないと言っていいはずです。


利益を上げるということは真剣勝負に勝つという事であり、そこには一切の妥協が許されない勝負の世界があるという事ですから、そのような世界を甘く見ることのないようにする事が必要です。
政治家の中には夢の国でいくらでも収益が上がるような事を考えている人が数多くいるので、そのような夢の国で暮らしているような人の話を聞いても意味はありません。

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