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コラム

働き方改革 同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善

働き方改革では同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善が重要な項目の一つともなっています。
ですが、これについては非常に難しいところもあるので、いかにこの理想を実現していくのかという事にもなってきます。場合によっては同一労働同一賃金の建前の元に低い賃金に全てを合わせられるという事も考えられるわけです。


働き方改革では全体的な労働者の賃金の引き上げが課題となってもいるわけですが、これをどう実現するのかという事に関して、具体的な成果のアップの内容を盛り込むことが出来ていないという事があるからです。
言うまでもなく報酬は成果があってこそ払う事が出来るもので、賃金アップも当然成果があってこそという事になります。
この一番根底の成果というモノを論じる事無く、建前上で理想論をいくらでっちあげても意味はないという事になるわけです。


非正規が賃金が安いという事を一般的に言われたりもしますが、非正規の方が高い報酬を貰うようなケースも最近は珍しい事でもありません。
同一労働同一賃金というのは前提条件として、労働者に払う賃金に余裕がある場合に賃金の少ない方を高い方に合わせるようにするという考え方を擦るわけですが、この一番根底の条件としてある賃金に払う余裕がある場合という事が考えから抜け落ちていては、全くその効果を発揮することはありません。


雇用側としては払うお金がないからと言ってそれで終わりです。
働き方改革というのは働き方を変えることで成果をより多く出すという事が前提条件としてなっているのであれば、それを明確にしていく必要もあるでしょう。
成果は昔のままで賃金だけ片方を挙げるというような事はまず出来ることはありません。
何故ならお金がないからです、そうなれば雇用側が出来るのは少ない方に賃金を合わせるという事になるわけで、この現実論には勝つことが出来ません。

賃金はお金を稼いで出来るものだとという大前提の条件を挙げていくことが最も大切なこととなるわけです。

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