近年働き方改革が求められていますが、この改革を行ったことにより昔より柔軟な働き方の提案がされています。

高度経済成長期から会社員になった人は永久就職が約束されてもいいといった状態でした。
特に大きな企業に入れば一生その会社で働くことができる点において、非常に魅力的だったわけです。
そのため、少しぐらいつらいことがあってもそのまま会社に残ればよほど問題がない限り出世をしていきエスカレーター式にのぼりつめることができます。

このように、景気の良かった時は永久就職の考え方で問題ありませんでしたが、バブルが崩壊した1990年ごろから世の中の仕組みがゆがみ始めました。
少なくとも、当時つぶれるはずがないと言われていた大企業がいとも簡単に倒産してしまい、多くの人を驚かせたのは言うまでもありません。

それからすでに30年近くが経過しており、景気が良かったころの日本と比較してはいけない状態になっています。
つまり、景気が良かったころのように永久就職を考えながら就職する若い人たちはおらず、何らかの不安を抱えながら働き続けていくわけです。

当時は、副業禁止している会社は多かったですが最近は柔軟に考えている会社が多く堂々と副業をさせているようなところも増えてきました。
そうしなければ、社員の生活を維持することができないためです。
少なくとも会社自体にそこまでの力はなく、テレワークなどの副業をさせながら生活を維持してもらうほかはありません。

テレワークは、人気の副業の一つになっていますが、なぜ人気かといえば通常の会社が休みの日曜日や土曜日などに働くことができるからです。
テレワークの従業員の中でも土曜日と日曜日を避けたいと考えている人は多く、テレワークの会社側からすれば土曜日と日曜日に積極的に出社してくれる人を希望しています。
このように利害が一致することで積極的に副業としてテレワークをする人が多いわけです。
それだけでなく、テレワーク以外のアルバイトでも土曜日と日曜日に欠席する人が多く、副業として働く場合には非常に魅力的です。